今年は、家のこと(お金とか居住環境)の改善に多くを費やした年だったように思う。
- 住宅ローン借り換え
- 先進的窓リノベ事業の補助金を利用した内窓の設置
- 中古車購入
- クソデカ 65 インチテレビ購入
- 浴室暖房乾燥機・脱衣所暖房機の設置
1月
住宅ローン借り換えに動き出す
以前より、金利がより低い銀行に住宅ローンを借り換えることで完済までの総支払総額を下げられることと、銀行ごとの金利を比較できる「モゲチェック」なるサービスを 2022 年には知っていた。
しかしまだ動いてはいなかった。金利などの条件はおそらく年収が高いほど良くなる可能性が高いと思われたのと、2021 年途中の転職で収入が増えたがそれが「年収」としてフルに反映されるのは 2022 年末だったからだ。
そしてようやく 2023 年になり、住宅ローン借り換えに動き出した。
モゲチェック | 住宅ローンがどこよりもかんたんに選べるNo.1サイト。
「モゲチェック」で現在の借入残高・残った返済期間・現在の金利を入力すると、この銀行なら金利いくらに下がり、(その変動金利がずっと続くと仮定すると)総支払金額が何十万・百何十万安くなりますよ、というのが数社表示される。
借り換えには様々な手続きが必要でそれに 60-90 万円ほどの費用がかかるのだが、それを加味しても総支払金額が何十万~百何十万も安くなるというのだから、途中で自己資金で完済する予定があるほど金がなければやらない手はない。
ということで、最初は合計5社(auじぶん銀行・PayPay銀行・住信SBIネット銀行・三菱東京UFJ銀行・りそな銀行)に対して手続きを進めた。 最も条件が良いのはauじぶん銀行だった。借り換えではなくこれから住宅ローンを借りるという人にとっても好条件の可能性が高いのでオススメ。
まずは簡単な年収などの条件をウェブ上で入力して仮審査してもらうのだが、それは全部(そういうものだろうが)全部通過した。
乗るしかない このビッグウエーブ(先進的窓リノベ事業)に
中旬にこのようなツイートを見かける。
日本の家はいくらエアコンを効かせても、窓に使われているアルミサッシの断熱効果がしょぼすぎるので、関東地方でも部屋の中が、命の危険すらあるほどめちゃめちゃ寒いという話を、クローズアップ現代でやってて、ソーラーパネル設置義務付けなんかより、窓を二重にした方が電気代減ってエコになりそう
— ひきこうもり (@Hikikomori_) 2023年1月17日
確かに、アルミサッシが夏は火傷しそうなくらい熱くなり、冬はキンキンに冷えてる(窓ガラスからも冷気が入ってくる)ので、いくらエアコンで部屋を冷やしたり温めたりしても焼け石に水である。
とはいっても、はじめから熱伝導率の低い素材で作られたサッシや2重でできたガラスを使った窓を設置していないと今更どうしようもないし、今から総入れ替えするのも費用がべらぼうにかかるだろうから金余ってない限りどうしようもないのでは、と思った。しかし、アルミサッシの窓をそのままに、部屋の中に更にもう一つ熱伝導率の低い窓を作る「内窓」というものもあるということも知ることとなった。
それもどうせお高いんでしょう? と思っていたら、このツイートにぶら下がっていたリプ欄にこのようなツイートを見かける。
なん・・・だと・・・?ff外からすみません。
— 前野セキ (@k_momo1001) 2023年1月18日
窓を二重にするのについては割と大規模な補助金が始まりましたよ!https://t.co/3pcRnHgCxN
他にも新築についてはある程度の断熱等級以上の家しか建てられなくなったり、少し断熱性能をあげれば補助金100万円ほどでたりするので省エネに向かってはいます。
ざっと調べてみると、一定以上の断熱性能のある内窓を設置すると、その費用に対して約半分近くの補助金がでるということがわかった。
早速近場の内窓工事をやっている工務店を探し、数社に確認し、2社の相見積もりを取ることにした。
2月
住宅ローン借り換え審査受けまくる
仮審査を通過したら、次は本審査である。これがとにかく面倒で、銀行によって多少は異なるのだが、提出しなければならない書類がとにかく多い。 ウェブで手続きができ、スキャンしたものをアップロードしても良いものもあれば、実物を用意して送付しなければならないものもある。
りそな銀行は、あらゆる書類を物理で用意し物理店舗まで行って本審査申し込みしなければならないという、あまりにも時代遅れな手続きしか用意されていなかったので、他が全部落ちた場合にのみ本審査を申し込む最低優先順位の銀行となった。結果から言えば、本審査に進む必要がなかった。
本審査の結果
それぞれの本審査の結果だが、結論からいって最初にまとめて仮審査を申し込み本審査も行ったすべて落ちてしまった。モゲチェックのチャットで聞いてみたところ、理由としては、「担保となる物件価値と借り換えるローン残高の乖離」の可能性が高いようだ。
2021 年に購入した家は中古戸建てで、購入と同時に住む前にそれなりの額(約 1,000 万)のリノベーションを行ったもので、両方の費用をまとめて住宅ローンとして借りた。しかし、変だった間取りをいい感じにしたり水回りを入れ替えて全体的に綺麗にしてリノベに幾ら金をかけたとしても、一つの戸建て物件の価値としてみたときには、その価値にリノベ費用はほとんど寄与しないと思われる。
つまり、住宅ローンの借り入れが土地建物+リノベ費用の場合、リノベに金をかけていたほど、借り換え先の銀行にとっては担保となる土地建物の価値と、実際に融資する金額が釣り合わないことになるのである。
購入当時はこの辺りを全く理解していなかったので、中古✕リノベを売りにしている不動産仲介業者に言われるがまま、当時の年収だとコレぐらい借りて家を買うのが一般的といった感じで約 3,000 万くらいと初めに費用全体の枠を決められてしまい、それを前提にリノベ費用は「3,000万 - 土地建物の価格」とされと考えさせられてしまったが、あとから資産価値として考えれば完全にこれは失敗だった。勉強不足は高くつくのである。
救世主
ともあれ、モゲチェックから「中古物件でも評価してくれやすい銀行として "SBI新生銀行" がありますよ」と紹介してくれ、金利としてはauじぶん銀行やPayPay銀行には及ばないものの総支払金額はそれなりに下げられるので、仮審査・本審査を申し込んで、なんとか通過することができた。
ちなみに、現在借りている銀行に、「借り換えを検討しているが金利が下げてもらうことができないか」と確認してみることも重要である。先述した通り借り換えにはそれなりの費用がかかるので、借り換えずに金利が下がるならそれに越したことはないし、借り換えの手間も減るからだ。
借り換え予定の金利と借り換え費用を加味し、今の銀行にこれぐらいまで金利を下げてくれたらトントンになる、といった金利を計算し、銀行に「ここまで下げてくれたら借り換える理由がなくなるのですがいかがですか?」と聞いたが、結局下げられないとのことだったので交渉決裂、SBI新生銀行に借り換えが決まったのだった。
内窓の見積もり
住宅ローンの借り換えと同時に、内窓の工事を補助金でできる工務店を探し、2社に見積もりに来てもらった。
支払い金額について、片方は「一旦全額支払う必要があり、補助金が振り込まれたら送金する」・もう片方は「初めから補助金を加味した実質負担額の支払いだけで OK」と違いがあり、さらに補助金を加味した実質負担額が10万円近く後者の方が安かったので、後者の工務店に決めた。やはり相見積もりは重要である。
工事は先になり4月、ということになった。補助金の影響で注文が殺到していて、内窓本体の納期が先になってしまったようだ。
スマブラDXで新キャラ使い始める
住宅ローン借り換えに内窓と忙しくて、頭がおかしくなり逆に、これまで全く使えなかった某キャラを使い始める。
いままでも全く使えなかったキャラを使いだした(アイスクライマー・ピーチとか)ことはあったが、それなりに動かせるようになったがそこまで真剣ではないので伸びなくなりごく短い間で飽きて終わっていたが、今回は珍しく(元が使えなさすぎたので伸びしろが多いせいか)今も続いているのでできればこのまま普通にサブレベルになるといいな~とは思っている。
3月
住宅ローン借り換え、完了
借り換え先の銀行が手配した司法書士と、借り換え前の銀行に出向き、借り換え手続きを行った。これで大きな固定費の一つである住宅ローン返済の最適化が完了した。中々大変だった。
4月
内窓工事、完了
ようやく待ちに待った内窓の工事の日が到来した。 廊下と屋根裏以外の各部屋・トイレ・浴室のすべての窓に内窓と、脱衣所の勝手口ドアの内側にも断熱性能の高い内ドア(?)を付けてもらった。全部で10箇所もあったが夕方くらいには完了していた。
小さな工務店ではあるが、価格も良心的だと思われ社長さんもいい人で施工も今のところ不具合はなさそうで良かったので、今後もなにかあったら頼みたい良い工務店を見つけられてよかった。
設置してみてどうか
これを書いている 12 月末頃の時点で、内窓を設置した状態で夏・初冬を過ごしてきた。消費電力量として同条件で比較できないが、アルミサッシの単板ガラスである外窓自体は夏には火傷しそうなほどアツアツ・冬はキンキンに冷たい上にびちょびちょに結露しまくっていたが、内窓本体は真夏の夕日を直撃しても温かい程度で済み、冬は対して冷たくならず全く結露しない(外窓は暖房を強めに聞かせると多少結露はすることもある) ので、それなりに効果はあるのではないだろうか。
また、防音効果も多少ある。内から外の漏れはわざわざ確かめていないので分からないが、外からの音は明らかに聞こえにくくなった。雨が降り出しても雨音が聞こえず、廊下に出て初めて雨音に気づくことが増えた。
総額 85 万円だったが、自己負担 40 万円で家中で内窓の恩恵を受けられるので中々得したと思う。1月に見かけたリプライの人ほんまありがとう。
5月
右眼の角膜がまぶたに張り付くように
昨年7月に息子に右眼球を指で突かれてから、治ったあとも右眼のドライアイが急激に進行してしまい、寝ている最中に眼が乾きすぎてまぶたに張り付き、起きた瞬間まぶたが眼球からバリッと剥がれる激痛に悩まされるようになってしまった。
そして5月のある朝、目覚めたときのバリッもあり、本格的に角膜にダメージが入ったようで、右眼が痛くゴロゴロし、ずっと涙が出てくるようになってしまった。また眼科にいったところ、再発性角膜びらんということで、寝る前にまた眼に軟膏を入れなければならなくなってしまった。今でも止めると寝起きに張り付きそうになるのでまだ続けている。
6月
息子の初発語
2歳になってようやく発語が出てきた。
初めての発語は「ご」だった。車を見て言った。ナンバープレートの「5」だ。数字。初発語が数字??? そういうこともあるのか……。
確かに、テンキーに手を伸ばしていじっていたので各キーの数字を読み上げながら押下したりは何度もしたけども……。
その次の発語は「なな」だった。7、またもや数字。その後も数字ばかりで、1~10、そして 0 をコンプリートした。あとその後割りと早い段階で 100 も言えるようになった。習得する言葉の順番が特殊すぎる。実際、数字への注目度が異様に高いようなのだが、なぜこうなったのか不思議だ。別にこちらとしてもそこまで数字にばかりフォーカスを合わせるようなことをした覚えは別にない。
その後の発語
その後、数字以外にも「パパ」「ママ」や色が言えるようになり、12月末では「無い」「有った」「残念」「完成」、そして2語の「ねんねーしょ(寝ん寝しよう)」も出てきている。平均的な言語発達からは遅れているかもしれないが、息子なりに成長はしているし、昨日まで聞いたことがなかった言葉を発語したりするのを聞くと成長を感じられて喜ばしい。
なお、最近は YouTube の子供向け動画には英語圏の動画もよくあり、その影響で数字を英語でも言うようになってきた。本当に数字が好きだなこの子は…。
子供を持つことの良い要素の一つは、やはり「身近なものが成長していく様を見せてもらえること」だと思う。人間歳をとってくると、自身は様々な要素が下り坂になることがどうしても増えてしまい、「何となく良くしていけそうな感じ」が自分から失われていってしまう。しかし、自分がコミットしているものが成長していく様を見ていると、「何となく良くしていけそうな感じ」が失われないように思う。
残業ラッシュ、始まる
仕事で仕方のない無茶振りが始まり、毎日 22 時まで残業する日々が続き、それ以外なにもできなくなった。人生の最大月間残業時間を更新した(とはいっても 49 時間なので本当に過酷な労働環境にいたことがある人からすれば鼻で笑うようなレベルだろうけども)。
7月
残業
まだまだ続く
8月
残業
まだ続く
めっちゃ忙しくさせてごめんってことで年俸が結構上がった。そんなことある??
車のお勉強
子供も大きくなってきて行かなければならない・連れていきたい場所が増えてきたということで、妻からの車購入の圧が強くなってきた。
そろそろ無しはキツいだろうということで、中古車を買うことを決める。
とはいえ運転免許証を取得してからほとんど乗らず(取得半年後に1回だけ助手席に父を乗せ練習した)10年以上そのままの完全ペーパードライバーかつそもそも車に興味が全くないので、車のことを何も知らなかった。 不勉強で家の購入時には手痛い失敗をしたことがあったのと、不動産業界同様、車業界も知識がないとぼったくられやすいというイメージがあったので、車についてざっくり勉強することにした。今はなにかをざっくり知ろうとおもったら、YouTube でわかりやすく説明している人の動画があり入浴などの日常動作をしながら知ることができる。素晴らしい。
一番役に立ったのは BUDDICA という中古車会社の YouTube チャンネル。社長が直々にこういうぼったくりがあるから注意が必要とか、車についての知識などを赤裸々にわかりやすく語ってくれていて、その社長が喋っている動画はほとんど見た。
9月
脱落者
忙しくさせちゃったから結構な年俸アップってそんなことある?? と思っていたら、脱落者が2名でた。年俸が上がったのはそういうことだったらしい。たしかに少人数なのでこれ以上減るとまずいものね……。
そしてなんやかんやあって残業はこの月で落ち着いた。
中古車購入
YouTube で車購入時のボッタクラレビリティ(?)を下げたところで、ようやく購入するために車を探すことに。 どうせならハイパーペーパードライバーな自分も乗れるようになりたいと思っていたので、擦ってもそこまでつらくないようになるべく安い軽自動車の中古を狙うことにした。30-40万円くらいの。
BUDDICA さんの動画にはとても助けられたのでそちらから買いたい気持ちはあったが、あいにく現在大阪には店舗がなく(開店予定はあるらしいが)、一番近い店舗でも姫路で小旅行レベルの遠方である。車の通販もやっているようなので現地にいって実物をみたり試乗しなくても買えるようではあるが、流石に初めの車の購入でそれは気が引けたので、申し訳ないが近場で探すことにした。
幸い、近隣にはいくつか Google マップのクチコミがそれなりにいい中古車ショップがいくつかあり、カーセンサーや goo ネットで良さげな車があった2店舗に行って、実物を見るなどし、36 万円(+バックカメラを付けてもらい2万円)のダイハツのタント第2世代を購入し、下旬に我が家にきた。
車用品で更に金がかかり、金がまた消えていった……。
運転の勉強とクリープ現象で運転の練習
運転のすべてを忘れていた。そこで、次は車の「運転」の勉強をした。
このときは、ツキノワプロダクションという滋賀県の教習所がやっている YouTube チャンネルに特にお世話になった。おふざけも交えながらも、非常にわかりやすく運転を理論的に紐解き、解説しながらその実践を披露してくれる。。
動画で学びつつ、実践も行った。幸い自宅の前の道路は、非常に短い道が四角に繋がった道路になっているので、通る人は付近の住人しかいないし、車通りは多くなく、ぐるぐる回ることができる。ここでアクセルを踏まずにクリープ現象でノロノロ動き、ハンドルを切るタイミングや回す量の感覚を身に着けつつ、最後に家の車庫への駐車行い、YouTube で学んだ理論を感覚に落とし込んだ。
10月
車で近場に行けるように、しかし……
いい加減まともな道に出ないと意味がないので、近場に運転しに繰り出すようになった。インフルエンザワクチンの接種をしに近場のクリニックに家族でいったり、ガソリンスタンドで給油したり、イトーヨーカドーに行ったり。
…と、ここまでは、平日もほぼ毎朝用がなくてもちょっとだけ乗ってすぐ帰ってきて、というのをやっていたのでよかったが、ある程度近場に行けるようになってからは、当然ずっと用もなく運転してすぐ帰ってくるのを続けるほど暇ではないので、週1で週末にイトーヨーカドーに行くときに運転するくらいになってしまった。
そうするとどんどん当たり前のことが抜け落ちてしまい、交差点で右折するにあたり反対車線が空くのを待つときに交差点の真ん中まで進むのを忘れてしまうなど、抜けが多くなり再び危なっかしくなってきた。やっぱりもうこれはダメかもしれない。
はじめての整体
ある日チラシが投函されていた。チャリで 10 分くらいのところに整体のようで、チラシ&期間限定・先着3名だけ、通常 8,800 円のところ約 2,000 円で施術してくれるようだ。
肩・首・前腕あたりの凝りとか、左手の手根管あたりの痛み、脚を上げると付け根がすぐ攣りそうになるとか、近所の往復10分のコンビニに行き来するだけで数日足裏の筋が痛くなることがあったりと、慢性的に身体中に不調は持っていたので、もし解決すればいいかと思い、通常料金が高いのが気になるが Google map のクチコミも良いし行ってみた。
整体といえばバキバキやるイメージだったが、その整体院はそういうわけではなかった。症状をカウンセリングし、その根本原因となっている所は(ときには離れた所の)硬いままになっている筋肉が原因らしく、硬くなっている筋肉を指圧しながら縮めたり伸ばしたりを繰り返すことで柔らかくでき、それにより症状が改善するという感じのようだ(今調べてみると「緩消法」と言われるものっぽい?)。
施術者曰く、やはりあちこちの筋肉が硬くなっているようで、特に硬いようなところは何度か施術しないと柔らかくならないらしい。ただ、一度柔らかくなりきるともう硬くならず再発はしないとかなんとか。ほんまかいな。
コストパフォーマンス 🤔
と思いつつ、最初に10月中旬に行ってから更に2週間連続で通い、そこからは月1回という感じで、12月末に行ってこれまで5回施術を受けた。
施術時間にはもちろん限りがあるので、毎回気なっている全部位を施術してもらうことはできないので、肩や首の凝り→脚の付け根→手根管や前腕→ちょっと歩くだけで足の裏が足底筋膜炎(?)っぽくなってしまうことがある件、という感じで一通り気になっていたところは受けた感じだろうか。
初回約2,000 + 8,800x4 で合計 37,200 円。中々のお値段である。 5回も通っておいてなんだが、この金額に見合った価値があるかどうかは、まだ判断が難しい。
少なくとも施術を受けてすぐは、たしかに症状がかなり改善したように感じる。前腕とか特にすごく軽くなったように感じるし、少し上げるだけで攣りそうになる脚の付根も攣りそうにならなくなる。施術前に「その症状だとココ抑えると痛いですよね(筋肉が硬いため)」と痛かった部位が、施術が終わった途端同じ力で押されているはずなのに全然痛くなくなっていたりはある。
一方で継続的に見たときの効果については、部位による気がする。
肩や首の凝りは、例年寒くなってくると酷かったはずだが、今年はそこまで酷くない気がするので、これはある程度柔らかくしてもらえて効果が継続して出ているのかもしれない。
脚の付け根は、施術直後は上げても攣る気配がなくなるほどだったが、1ヶ月経つと攣りそうになるまでの時間は大分長くはなったものの結局キツくはなってくる(これは単に日常で使わない筋肉だから筋力的にキツいという感覚なだけかもしれないが)。
手根管や前腕は、施術直後はかなり調子が良くなるが、その次の施術直前になると結局ほとんど元通りな感じがする。(これを一番どうにかしたいのだが…)
足の裏は 12 月に初めて重点的に施術を受けたのでまだ分からない。
という感じ。近場で別の1回6,000円のクチコミが良いところも見つけているので、2,800 円も安いならそちらもアリそうな気はしているのだが、これまでの生活を考えると相当筋肉が硬くなってしまっていたので回数が必要な可能性も否めず、なんとも悩ましい状態。
京都旅行
息子が電車を好きなので、京都鉄道博物館とそのすぐ横にある京都水族館に1泊2日の京都旅行に行った。
1日目に水族館に行った。人がいるとあまりはっちゃけられない息子だが、夕方の閉館前には客がおらずほぼ貸切状態だったのではっちゃけていて楽しそうだった。全然人がいない水族館にいるというのはあまりない経験だった。
こいつは何? 水槽の底を、魚っぽいくせに泳ぐのではなく謎のヒゲっぽいけど虫の脚っぽくもあるパーツで部位をシャカシャカ動かして歩いていたコイツがすごくキモくてよかった。
梅小路ポテルというホテルに宿泊した。
2日目は、朝食が残念だった。ホテルのビュッフェだったのだが、混雑しすぎでたった1時間で席を立たねばならず、更に混んでいるので料理を取るにも時間がかかるし、ただでさえ世話の焼ける息子もいるので、1時間ではまともに味わう余裕がなかった。少なくともあと30分あるだけでも違うしちゃんとキャパ考えて欲しい……。
そして行き先は鉄道博物館。おれは電車などに興味がない上に、異常に歩行疲れし易い体質ゆえに足裏が痛くてとても辛かった。しかし、実際に環状線を走っていたっぽい車両に出入りできたのだが、息子はそれを気に入りずっと入り浸っていて楽しそうだったのでそれは良かった。
11月
65 インチテレビを買う
楽天市場のポイント還元が12月から大幅に改悪されることになったので、その前に高い QoL 上がるもの買って最大限ポイントもらうか、と思い、他に思いつかなかったため大型テレビを買うことにした。
まずはハイセンスの 55 インチ(55U7H or 55E7H)を考えていたが、最終的には同機種の 65 インチ(65E7H)になった。
65 インチの方で楽天市場のショップ独自のポイント還元率が大幅にアップしていたものがあり、55 インチの実質最安と 15,000 円程度しか差がなかったため、その差で 10 インチも大きくなるならコスパが良さそうだったためだ。実質9万円でそれなりのスペックの 65 インチテレビを買えるのは中々お得なはずだ。
注文時点では取り寄せで 1-3 ヶ月かかるとのことだったので、届くのはまだ先そうだった。
車で事故りかけて運転をやめる
余談だが、同機種なのに 55 or 65 インチかでパネルの種類(ADS / VA)が何故か違い、VA の角度ついたところからのみやすさが許容範囲かを確かめるために、近場のジョーシンデンキまで見に行った。
その帰り、ジョーシン駐車場から出るときに、心的資源が足りなくなるほど色々な要因が同時発生する状況になってしまい、原付きバイクと危うく事故りそうになり急ブレーキを踏むことになってしまった。
今回はギリギリセーフだったが、やはり自分が自動車を運転するのは危険だということを再認識し、これを機に運転に気乗りしなくなってしまった。
週1じゃ慣れが進まないどころか抜けていくし、かといって毎日目的地もなく乗り回す気になるほど暇でもないし、どうしようもない。
12月
浴室暖房乾燥機を急遽設置
テレビは11月末に注文したが、取り寄せで 1-3 ヶ月かかるとのことだった。そこで冷静になる時間ができてしまった。
「同じ 10 万円なら、大型テレビなんかより浴室暖房乾燥機を設置したほうが QoL 上がるのでは?」と思い至り、テレビの注文キャンセルを視野に入れて浴室暖房乾燥機も調べ始めた
すみーくという所が見つかり、工事費込でも10万円を切るようでコスパが良さそうな上に悪い噂も特になさそうで、工事当日に現地で工事不可判定&追加料金の有無を見積もりしてもらってからその場でキャンセルも可能、というだったので依頼することにした。12/2 に申し込んで、12/12 に来てもらえ、中々スピード感があり、まだ本格的に寒くなる前に設置してもらえて非常に助かった。
脱衣所暖房機のセットにしたのだが、コンセントの配線的には分電盤から新しく回線引いたほうが良さそうらしく、その場で 1.2 万ほど追加でかかってしまった 😭
設置後すぐに寒くなってきて大活躍している。浴室暖房乾燥機はもっと高いものだと思い込んでいて選択肢に上がってこなかったが、10万円程度で出来るものだったとは…。もっと早く設置すればよかった。この程度のコストなら導入したい人も結構いるのではないだろうか。
脱衣所に設置したものは脱衣場に限らずトイレや小部屋などにも設置できるものなので、もう一台購入しトイレに取り付ける予定。本当に一瞬で暖かくなる(グラファイトヒーターなので赤い光に照らされる部分が暖かくなるだけではある)ので QoL が上がるはず。
65 インチテレビが届く
結局のところ、取寄が早く進んだようで12月上旬に手配可能となってキャンセルできなくなり、両方を手に入れることで財布から大出血することになってしまった。
いざ届いてみると「家電量販店の店舗内で見る 65 インチ」と「自宅内での 65 インチ」は、圧が全く違った。これまでずっと 32 インチを使っていたので、倍以上である。まぁ冷静になってみると同価格帯でもうすこし QoL が上がるものが他にもある気がするが、それなりには満足している。これでゼルダやりたい。
自作キーボードという深淵を覗き込んでしまう
ここ数年は HHKB を使っており、HHKB を使い始めたときに英語配列使いになった。英語配列については記号類の配置が日本語配列よりも合理的で好みで、HHKB 独自の配列(~`, | キーの位置や Backspace キーの位置)についてもしっくり来る。 ただし当然ながら英語配列では一番下の行のキーが非常に少なく、クソデカスペースが無駄に幅を利かせており、日本語配列 MacBook で好きだったスペースの両隣の「英数」「かな」キーを置くことができない点が気に入らなかった。
そこで、HHKB をもう一台、今度は日本語配列を買い、「HHKB のキーマップを弄り倒す」&「記号類の配置は Auto hot key で強制置換」により無理やり英語配列風にして使っていた。
これで概ね満足はしていたのだが、しかしやはり、マウス(トラックボール使いだ)を触るときに結局手を動かさないといけないのが気になっていて、「HHKB に ThinkPad みたいなポインティングスティックがあれば最強なのになー」と思っていた。
そんな最中(HHKB Studio は、発表されたときは相当悩んだのだが、評判みてやめた)、同僚が Slack でこれを買ったと発言していた。
なんだこれは……トラックボールを内蔵した分割キーボードだと!? キーボード本体にトラックボールを内蔵。その発想はなかった。これで右手を左右に動かす必要がなくなる。
さらに自作キーボードなので、キーの配置は自由に決められる。ベースでは英語配列が気に入っているが、スペースがデカすぎてキーが少なくて気に食わないし、記号類は HHKB の配置の方が好きだったが、その問題をすべて取り払った理想のキー配置にできる。
その上分割キーボードだ。まだ未体験なので慣れるのに苦労はあるかもしれないが、分割キーボードを想定した姿勢を取ってみると明らかに肩が楽になる気がする。
これだ。おれが求めていたキーボードはこれなんだ。
今年二度目のビッグウエーブが到来した。
とはいっても、自作キーボードはそのキーボードのキットを買うだけではダメで、Keyball のキット以外にも様々なパーツを買い集め、はんだ付けなど電子工作が必要となるようだ。電子工作の経験は、ゲームキューブコントローラの基板のスティック部分にコンデンサを取り付けたことくらいしかないので、全くの守備範囲外である。クオリティも低くなるだろうし、そもそも少ない時間を捻出して電子工作に割きたくない。絶対に自分では作りたくない。
調べてみると、メルカリに自分で組み立てて使っていたものや、元から誰かに売る目的で組み立てたものを売っていたりすることがわかった。そちらを検討することとした。
そんな中、Keyball とは別の、個人が制作している某トラックボール内蔵分割自作キーボードを知った。そちらの方がもう少し高機能な上に安く、さらに制作者により半完成(キースイッチとキーボードをソケットに差し込むだけで良い)状態で出品されているので、そちらにすることにした。
ただ、不定期の個人制作モノなので、メルカリに不定期にしか出品されておらず、出品されても10分以内には売れてしまっているようなので、入手には苦労しそうだ。制作者のページを継続監視し、そのうち絶対に手に入れてやると決めた。
(それがどれのキーボードかは購入出来るまでここには書かない)
テンティング
なお、分割キーボードのメリットとして「テンティングによるエルゴノミクス上の更なる最適化」がある。
テンティングとは、左右のキーボードをテントの屋根のように斜めにすることだ。これにより、前腕の回旋が抑えられ、さらなる負荷の軽減が見込める。肩を開き、手を水平にせず斜めにするポーズをとるだけでも、絶対に楽になるということが分かる。
「理想の書斎づくり」というチャンネルのこの動画の 6:56 あたりから、Keyball にスチールプレートを取り付け、カメラ用のミニ左脚に、カメラを自由な向き・角度で固定する「雲台」というもの(の磁気マウントパーツ)を取り付けた上で合体させるという、恐らく地獄のような試行錯誤から生まれたであろう天才的な発想によるテンティングが紹介されている。
こちらの動画の 6:42 では最終形態として、雲台本体も用いて 80 度くらいまでテンティングしている。ここまでキーボードを立てた状態で作業できるとますます楽なはずだ。中々費用がかかる構成だが完全に真似することに決め、理想の書斎づくり構成テンティングのパーツもすでに購入した。あとは本体が出品されるのを待つだけだ。
2023 年、最後にとんでもない沼にハマってしまった。
総括
(去年まではですます調で書いていたことにここまで書いて気づいた(面倒なのでいちいち直さないが))
冒頭に書いた通り、お金周りの最適化と QoL のアップに多くの時間とお金を費やした一年だった。
子供については、来月で3歳になるが、ますますパワフルにワガママになり対応に疲弊することも夫婦ともに(もちろん特に妻が)増えている。とはいえ、中々でなかった発話も少しずつ出てきて、一部の意思疎通は子供に余裕がある状況であれば取れるように成長してきたのでそれはとても喜ばしい。
ここまでで個人 Web 開発について一切触れてこなかったが、一応ちょこちょこ進めてはいる。去年の振り返り記事の「来年について」では、「~を3月くらいまでに終わらせて」の部分はもう終わっていて、こういう画面を作ることになりそう、というのを Nuxt3 でどうやるかというものの模索が終盤という感じ。考えているサービスのリーガルチェックを弁護士に相談して~というのは全くできなかった。
来年について
いい加減個人 Web 開発をちゃんと進めていきたいところ。
今の会社の労働条件は有り難いことに申し分はないのだが、とはいえ不安が強い性分なので、それがいまでも続かずに突如崩壊するかもしれないと不安は拭えず、したいゲームは沢山あるがやる気になれない。あとは会社に依存せずとも自分だけで稼げるなにかを持つことさえできれば、大分不安は和らいで気持ちよく遊べるようになれると思うので、それを目指したい。
ということで来年は個人 Web 開発をちゃんと頑張っていく。
あと、2月にちょっとした体質改善系の手術を受ける。
急いで書いた散文長文にも関わらず読んでくださった方には感謝を。良いお年をお迎えください。