こうのとりの巣

スマブラDXプレイヤー Kounotori のブログ。面倒くさがりの為のお手軽食品の紹介、Kindle 本の感想など。本以外の紹介やそもそも紹介でもない記事もなんでも書くよ。

「自分の時間を取り戻そう」を読んだ

ちきりん氏の「自分の時間を取り戻そう」を読みました。

 

自分の時間を取り戻そう

自分の時間を取り戻そう

  • 生産性ーー各々が持つ希少資源(金や時間)のインプットに対するアウトプットの比率ーーの重要さ
  • それを上げるにはどうすればいいか

が主なテーマでした。

 

特に印象的だったのは、以下の部分。

 

続きを読む

遂に痩せられるダイエットに出会った

 他の本では、背景とか長ったらしいことは書く気はないけど、この本にはマジで人生良くしてもらったので色々書いてしまおう。 巷で話題になっているバターコーヒーダイエットのススメ。

シリコンバレー式 自分を変える最強の食事

シリコンバレー式 自分を変える最強の食事

まず、ランニングで痩せたが……

 ここは読み飛ばして問題ないです

 社会人 1 年目の 10 月からランニングを始めた。 始めは 2 km でバテバテなレベルだったけど、最終的には、基本 8 km、調子良かったら 12 km 走れるようになった。 一度 17.5 km も走れたこともあった。

 これまでの頓挫が嘘のように、1 年以上続けることができて、ランニング開始時は 67 kg ぐらいあったのが、60 kg くらいにはなった。 顔、首周り、腰骨以下の下半身は確かに痩せた。 しかし、腹回りは……。少しは減ったものの、一定以上は減らなかった。

 そして、時間の問題もあった。 平日~時までに家に帰れたら走る、というルールでやっていたが、折角早く帰れても、準備運動などを含めると、1時間以上費やすことになっていた。

 1 年以上過ぎた頃から、ランニングはダイエットを進行させるものではなく、現状(しかも、苦労の割に腹回りに不満)を維持させるものでしかなくなっていた。 水を普段からよく摂取するようにしたことと、仕事の帰りが遅くなりランニングの頻度が落ちていたこともあって、体重は 64 kg まで増えていた。 体重よりも見た目に注目すべきで、4 kg 分太ったわけではなかったと思うが、腹回りだけは僅かに脂肪が戻ったような気がした。 それでもランニングは自分ルール通りに続け、ランニング歴は 1 年 5 ヶ月ぐらいになっていた。

 「こんなキツイことをずっと続けられるのか?」 「しかも貴重な時間を1時間以上費やして?」 「腹回りはもう減らないのに?」 という、閉塞感あふれる状況。 こんなしんどいこと、一生は続けられるわけがない。時間ももったいない。

 そんな中出会ったのが今回紹介する本。 本を読んでから、ランニングは、1 年半続いていたが、もう必要なくなったので辞めた。

 科学的に整合性のある説明ができるほど教養があるわけでもなく、深く読み込んでいるわけでもないので、簡単にまとめる。

めっちゃ簡単にいうと

  • 代謝からケトン体代謝に切り替えて、脂肪をエネルギー源にする
  • (ダイエットする)意志を削いだり、パフォーマンスを低下させる「ハイリスク食品」を控え、できるだけ「完全無欠食品」を摂取する

 何が完全無欠食品で何がハイリスク食品か、とか、何が完全無欠な調理の仕方で何がハイリスクな調理の仕方なのか、とかは本にあります。

やっていること

 本書に書いてあること完璧に実践するのは金も手間もかかるので、私は一部、自分が面倒臭すぎない範囲でやっている。

  • 朝食を「完全無欠コーヒー」にする(所要時間2分)
    • レシピには、「MCTオイル」か「ココナッツオイル」とあるが、私は両方入れている
  • 炭水化物をできる範囲で控えている
    • 外食なら普通に何も気にせず食べている
    • 平日の昼食は、朝作っている完全無欠弁当
      (「グラスフェッドビーフ」「話し飼い鶏卵のポーチドエッグ x2」「レタス」)
    • 夕飯も、辛くないならできればご飯は抜く。そんなに厳密には炭水化物抜いてない
      • 丼系だったら普通にご飯食べてる
      • ご飯食べてえ!ってなったら食べてる
      • ずっと炭水化物取らないと体調悪くなるから、少なくとも週末は食べている
  • 「ハイリスク食品」を避ける
    • 砂糖まみれの市販のお菓子は食べない

 割りと適当です。 「朝食をバターコーヒーにする」「炭水化物を出来るだけ控える、摂るなら夜」を、(厳密に守る、ではなく)デフォルトにすることくらいなら誰でもできるんじゃなかろうか。

f:id:Kounotori:20160619152536j:plain

 本日の(いつもの)昼食。

結果

  • ランニングしても減らなかった腹の脂肪が目に見えて減った
    • 10 週間で、64 kg -> 58 kg 。体重だけじゃなく、頑固だった脂肪が本当に減った
  • 長時間の運動も必要なくなった。しんどい思いもしなくていいし、時間も浮いた
  • 日頃の集中力・パフォーマンスが上がった
    • 仕事中に、特に悩まされていた日中、眠くならなくなった
    • スマブラ DX の大会での試合の集中力も上がった
    • 資格試験でも、こういった時間図って短期集中が必要な場面では、いつも集中できなかったのに、集中して問題に取り組めた

 嘘のようで本当の話。 「あなたの身体は、あなたの食べたものでできている」というのは、当たり前ではあるんだけど本当にそうだなぁと心底思った。

 本に書いてること全部やる必要はないんだけれども、 この記事だけ読んで始めずに、取り敢えず本を読んでから始めることをお勧めします

バターコーヒーの作り方

買った(買ってる)もの

2016/09/19 追記: クリーマは「もし今から買うならこれだな」というものに変えました

HARIO (ハリオ) ミルク 泡立て器 クリーマーキュート CQT-45

HARIO (ハリオ) ミルク 泡立て器 クリーマーキュート CQT-45

仙台勝山館 MCTオイル 360g

仙台勝山館 MCTオイル 360g

 家に無ければ適当に電気ケトルも買いましょう(↓は適当に提示)。

ドリテック 電気ケトル ラミン ブラック PO-323BK

ドリテック 電気ケトル ラミン ブラック PO-323BK

 あと、↑のバターは、他のグラスフェッドバターとくらべてコスパはかなり良いんだけど、100 % グラスフェッドではないらしい。 割高でもグラスフェッド率の高いバターがいいならこれだそうです。

2017/11/17 追記:

 現在は、買った量が多いと冷凍しなきゃいけない手間や、適量に切ったりしなくちゃいけない点でバターは使いにくいので、本書でグラスフェッドバターと並んで紹介されていた「グラスフェッドギー」が今は最適解だと思っています。
2016年のスマブラDXの海外遠征では、必死に保冷バッグにドライアイスを入れてなんとかバターを持っていきましたが、ギーだと常温保存で OK なので、2017年は小瓶にはいったギーを購入してそのまま持っていくことができ、非常に楽でした。ペースト状のものなので、カットする必要もなく面倒くさがりにはギーがお勧めです。

ギー・イージー 200g

ギー・イージー 200g

作り方(量は割りと適当に自分で決めてます)

  1. お湯を沸かす
  2. 沸かしてる間にクリーマの容器にインスタントコーヒー(15 g ぐらい)とグラスフェッドバター(厳密には計ってないけど大体大さじ 1 ぐらい。グラスフェッドギーでも可)入れる
  3. 沸いたらクリーマの容器に 250 ml ほどお湯をいれる
  4. MCT オイル(or ココナッツオイル)を大さじ 1(ずつ)入れる
    いきなり大量に摂取すると腹を壊す人もいる ので始めは MCT オイルだけ 小さじ 1 から少しずつ増やして試すこと
  5. クリーマでよーーーくかき混ぜる

 完成。

 バターコーヒーって言うと、「まずそう」って思う人もいるかもしれないけど、普通にまぁまぁうまいんじゃないかと思います。

グラスフェッドビーフ

The Meat Guy ザ・ミートガイ - 500種類以上の人気のお肉を、お手ごろ価格の通販で!

で購入。 お勧めは「牛モモスライス 500gパック」。値段もそんな高くないしおいしい。 これだけだと送料がかかるので、商品名の頭に「【送料無料】」がついているものも合わせて買うとお得。 私は 1 kg のサーロイン肉を送料無料にするために一緒に買っています。

その後(2016/10/02)

 バターコーヒーはそのまま毎朝続けているけれども、最終的に一番軽くて 57 kg まで痩せたのをいいことにいろいろ崩しています。

 昼食・夕食に普通に米を食べるようになりました。昼は弁当なので、量は知れてますが、夕食は我慢せず食べるようになりました。多い日はご飯3杯お代わりしたりしてます。さすがに増えますが、それでも 58-59 後半で推移してます。

 ほぼ我慢してないのにこれ以上増えないのは最高……。